2022年3月5日(土)春の暖かな日差しが降り注ぐ名古屋東ボーイズ専用グラウンドにて第38回CTV旗争奪大会兼第52回春季全国大会支部予選決勝が行われた。
序盤から稲沢中央ボーイズがリードしたが中盤に東海ボーイズが一点差まで追い上げる面白い試合展開となった。5回裏に稲沢中央ボーイズが一気に6点を追加して東海ボーイズを11−4で下し、春季全国大会への切符を手にし、日本少年野球連盟堀内健副会長から優勝旗・賞状・盾が渡された。稲沢中央ボーイズは支部予選5連覇となる。
優勝した稲沢中央ボーイズの長尾実監督は、「気持ちよく選手に試合をさせたかった。その結果連覇に繋がった。全国大会は本日二刀流で活躍した松浦大悟選手を投打の軸として日本一を狙いたい」と意気込んでいた。また、平野光樹主将は昨年に引き続いての優勝を喜び、「控え選手もよく声を出し、みんなの力で勝てた。全国大会は厳しい戦いとなるが、全員で日本一を勝ち取りたい」と既に気持ちは全国モードとなっていた。
一方、一歩及ばなかった東海ボーイズにも、3番で捕手の中島佑唯選手が右中間にオーバーフェンスのホームランを放つ男子顔負けの活躍をするなど明るい話題も提供してくれた。東海ボーイズは中日本ブロック枠獲得を目指し、3月12日(土)からの勝ち抜き戦に挑む。